【ロッドビルディング】自分だけのオリジナルロッドを作る! カムイ92MH
確実なメーターオーバーを逃し、、、燃えるカムイいざ出陣!の回から自分の中でイトウ熱がなかなか冷めなかったです😂
なので次のシーズンのためにイトウに対応したオリジナルロッドを冬の暇な時期に作成しちゃいました(笑)
カムイ92MH
カムイ92MHの諸元性能
- 9フィート2インチ MH レギュラーアクション 自重140g 2本継
- ルアー MAX 50g(プラグ40g)
- ライン MAX 2号(PE)
- チタントルザイトリング(トップのみチタンSIC) KRコンセプトベース
っていう感じですね。まだまだ実釣が少ないので正確にはわかりませんが支笏湖で5日間何百回と投げた感じからはこんな感じでした。
ロッド作成は意外と単純
ロッドはまず大きく分けて3つのパーツからできています
- ブランクス
- ハンドル
- ガイド
この3つが揃えばあとは組み立てて接着するだけなので、こだわらなければ3日程度で完成してしまいます。
僕は3つともこだわったので2か月以上かかってしまいました😅
まずはブランクス!
まずはブランクスの調達ですね。今回はイトウを範囲に入れたロッドなので高弾性でパワーのあるブランクス
マグナムクラフト アカメスペシャル AK940 を選びました
なんとブランクスだけでもいい値段する、、。でも届いて実際に振ってみると良いブランクス!シャッキっとしていてパワーもあるし曲がってくれる。感動しました。
あまりにもよかったのでこのブランクスの素の状態を生かすセッティングに決定。
次はハンドル!
次はハンドルですね
ハンドルはリールシートとグリップで形成されています。
今回、リールシートはマーブルウッドで成形しグリップはコルクとマーブルウッドで作りました。
マーブルウッドの角材を購入し
旋盤を使いリールシートの形に形成します。
そしてグリップ部も削って、、、。😪
ハンドル部はこんな感じになりました。メタルパーツ入れすぎてゴージャスすぎたかな?(笑)
グリップのエンドとクビレの部分もコルクではなくマーブルウッドで作成したので研ぎとコーティングの手間がすごかった、、、
でもめっちゃカッコよくてお気に入り😎
最後にガイドセッティング
ガイドはブランクスの性能を最大限生かすためガイドは重く抵抗のあるものにはしたくない。そのためKRコンセプトをベースにできるだけガイド個数を減らした(折れる限界から安全マージン20%くらい確保する)セッティングにしました。
ガイドはスレッドを巻いてエポキシを塗りモーターで回転させながら乾燥接着するだけ!
ガイドの素材はタンフレームトルザイトリングとトップガイドにチタンフレームSICリングをつけてます。
トルザイトはネットで色々叩かれてましたが僕は自分で感じたことを信じるタイプなので「実際に使ってみよう!」と思いトルザイトに。
実際に使ってみると軽い。しかもガイド径が小さい割に飛びます。これが「KRコンセプトか~」と感動しました。
ただ糸鳴り防止のためトップのみSICにしてます。トップのみの交換で糸鳴りは発生しませんでした(PE0.8号)。
トルザイトはメリットがかなり多いと思いますが 値段が高い! 予想の倍高かったです😂 でもそれ以上のメリットがあるので良しとするか🤣
やっと完成!
全体はこんな感じです。
やっぱりリールシート周りが一番苦労しました😂
特にこだわらない、手軽に作りたいという方は
【メール便可】Justace(ジャストエース) トラウト用グリップキット スピニングモデル TRS-S200 価格:4,620円 |
↑ グリップキットというものをおススメします。このようなキットタイプのほうが簡単で低価で作ることができると思います。
これがあれば作成期間も縮められたし金額もほとんど抑えられた、、😂
今回はロッド造りを体験して個性ある世界に一つだけのロッドを作りたかったので僕は一から作りましたが、工具やいろんな機械などを購入した金額を含めると今回は諭吉さん7人くらいの総額になってしまったので、ほんとにおススメです🤣
ロッドビルドのいいところは、そのロッドの性格や個性を完全に把握できることだと思います!ロッドのことを深く知れたり、関連した知識も付くので釣りをしてる方は一度、経験としてロッドを作ることをおススメします!なによりその竿に愛着が沸きますしね😁
それではまた! カムイ92MH初釣行はこちら→【支笏湖遠征】5日間!暴風雪ででたブラウン・サクラ! ビックミノーは確実に釣れる!